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8月, 2015の投稿を表示しています

パスタマシーンでそば! ~ 簡単にそばができます!

パスタマシーンで作った蕎麦! この週末は、パスタマシーンで蕎麦に挑戦してみました。いろいろありましたが、最終的には美味しい蕎麦を作るのに成功しました! 粉が売っていない。。。。 最初からトラブル発生でした!以前蕎麦粉を手に入れた日系スーパーに粉を求めて行ってみると、粉が売っていませんでした。蕎麦を作る気満々だったので、いきなり出鼻を挫かれた形になりました。諦めきれず、自宅近くのスーパー、「Whole Foods」に行ってみると、なんと蕎麦粉も売っていました。さっそく粉を買いました。  手に入れた蕎麦粉です  二八蕎麦 まずは、二八蕎麦を作ってみる事にしました。これは、つなぎに小麦粉を入れて、小麦粉20%、蕎麦粉80%で作るそばで、比較的簡単にできるはずでした。。。  蕎麦粉と小麦粉を奮って混ぜます まずは、粉を測って軽く混ぜて篩にかけます。今回は、蕎麦粉600g、小麦粉120gで作りました。小麦粉は、中力粉がないので、アメリカでパンを焼くときに使う「All Purpose」の粉を使いました。続いて、水を混ぜます。水は、だいたい粉の重量の40~45%くらいと言われているので粉を混ぜながら調整します。最初は40%強加えて混ぜます。 だんだん、まとまったドウになるので、余りパサパサならば、水を加えて調整します。  まとまってきました! あとは、パスタマシーンで作る場合ドウを小分けにして伸ばしてパスタマシーンで伸ばします。 ところがです。。。意外にドウがボロボロでうまく行きません。以前に手打ちで二八蕎麦を売っていますがもう少し、ドウに柔軟性があってどうも勝手が違います。取りあえずさらに水を加えて伸ばします。2mmのカッターで切ると麺がボロボロになってしまうので、仕方なく幅広麺にしました。  なんとか蕎麦にしましたが。。。  さて、何とか蕎麦にしたのですが、茹でるとボロボロに切れてしまいました。味は美味しいのですがちょっと見かけが悪く、残念な結果に終わりました。 50%/50%にしてみました 翌日の朝、前日の蕎麦に出来に納得ができなかったので、再挑戦しました。今度はつなぎの小麦粉を増やして1対1にしました。水の量は同じです。 今回は、つなぎが多いので昨日とはうって変って簡単に蕎麦にす

Lassen Volcanic National Park Camping 2015 ~ 夏休みの最後を大自然の中で!

Lassen Peak 先週末になりますが、今年もLassen Volcanic National Parkにキャンプに行ってきました。総勢5家族21人の大きなグループになりましたが、楽しい一時を過ごす事ができました。 今年は、Summit Lake South 昨年は、Summit Lake Northのサイトを押さえましたが、今年は6月下旬にチェックした時は既にSummit Lake Northのサイトは空きサイトが数サイトで、まだ空きが充分にあったSummit Lake Southのサイトを押さえました。  キャンプサイトのすぐ近くからSummit Lake とLassen Peak さて、サイトの内容はほぼ同じと思っていたら、実は結構違いがありました。北側のサイトは水洗トイレでしたが、南側のサイトは水洗ではありませんでした!それでも、清掃は行き届いていて、小まめに掃除をしているので清潔でしたが、やっぱり多少の臭いはありました。よく見てみると、南側のサイトの方がほんの少しだけ安い事も判明しました。 昨年は、キャンプファイヤの薪を北側のショップまで買いに行きましたが、今年は夕方レンジャーが売りに来ていました。もしかしたら昨年も売っていたのかもしれません。 今年のアクティビティは。。。。 初日、二日目はハイキングに行きました。どちらもキャンプサイトからそのままトレールに入ってのハイキングでした。 一日目は、Cliff Lakeを目指して、北側のサイトを抜けて、レンジャーステーションのところでCA-89を横切って南西方面にゆるい登りを登っていきましたが、出発した時間が、サイトにテントを立ててからの午後2時半過ぎだったので、2時間余り登りましたが結局Cliff Lakeまではたどりつけずに途中で戻ってきました。往復9.4km約3時間弱のハイキングでした。 Cliff Lakeまであと10分位歩けば行けたと思いますが、夕食の用意もあるので諦めた形になりました。    一日目のハイキングコース 森林限界に近い標高の中のトレールです 引き返したあたりです 引き返したあたりは、草原状の気持ちの良い場所で、本来なら小川が流れていて湿原上になっているような場所なのですが、ここ2年の干ばつの影響か

ウオータートリートメント

ポンプタイプのフィルター 前回、ウオータートリートメントの為のフィルターのハンドルが破損してしまったという事を書きましたが、ウオータートリートメントについてちょっと書いてみる事にしました。 アメリカではアウトドアショップに行くとまず例外なくウオータートリートメントのセクションがあって色々なウオータートリートメント関連の製品が並んでいます。最近の日本の事情は分かりませんが、10年以上前私が日本で山登りをやっていた時は余り一般的ではなかったように思います。 今回、登ったMt. Whitneyの山域では、ジアルジア症の原因である ランブル鞭毛虫 ( Giardia lamblia )が小川や湖に水にいる恐れがあると言われています。そうした感染リスクを低減するために、小川や湖から水を採取する際は何らかのウオータートリートメントをする事が推奨されています。一般的にアメリカでは自然の水を採取して直接飲むという事をあまりしないようです。そんなわけで、アウトドアショップではそうした製品を売っているわけです。 ウオータートリートメントのタイプは大きく分けて3種類です。 フィルタータイプ 錠剤(一般的に二酸化塩素の錠剤です) 紫外線照射 です。 フィルタータイプ  これは私が普段使用しているタイプで、ポンプの圧力で水をフィルターを通して、水の中の微生物、バクテリア、ウイルスなどを取り除くというものです。ウイルスまで取り除けるフィルタータイプの物は少ないですが、大抵の微生物やバクテリアは取り除く事ができます。 最近は、ポンプしないで重力だけで水を濾すタイプのものも売られているようです。 錠剤  これは、二酸化塩素を主成分とする錠剤で、この錠剤を水に溶かして殺菌するというものです。だいたい、1リットルに錠剤1個を入れて殺菌しますが、15分程度でバクテリアやウイルスは死滅するようですが、ジアルジアの殺菌には30分程度、クリプトスポリジウムの殺菌には4時間程度を要するという事で、一見簡単そうですが、完全に安全に水を飲むには4時間以上待たないといけない事になるので、私はフィルターのバックアップに携行しますが普段は使いません。 また、錠剤のにおいや味が水に残るので余り個人的には好きではありません。  錠剤タイプ、1錠づつパックされて

Mt. Whitney Hiking 2015 (4) ~ 番外編

こわれたウオーターフィルタ 今日は、今回のMt. Whitney hikingの番外編です。 ウオーターフィルタのハンドル破損! 今回は、ちょっとしたトラブルがありました。Mt. Whitneyでは、沢や池、湖の水を使う際にフィルターで汚れや、細菌などを取り除いて使うことが推奨されています。日本の山を登っているときは、余り気にせずに、そのまま使っていましたが、こちらでは、フィルターで濾すか、錠剤で殺菌して使うのが一般的で、アウトドア専門店に行くと、いろいろな種類の「Water Treatment」の器具が売られています。 私は通常、ポンプ式のフィルタと予備に殺菌用の錠剤を持って行っています。このフィルタももう5年以上使っていて、今まで問題なかったのですが、今回Trail Campで水を取っている際に、ポンプのハンドルが折れてしまいました。機能上は問題なく、ちょっと扱い辛くなっただけでしたが、ポンプのハンドルが折れることは余り想定していませんでした。 一応予備の錠剤もあったのですが、工具でハンドルのシャフトを引き出して、ポンプして使いました。 今回は大きな問題ではなかったのですが、水が取れないことは結構深刻な問題なので、バックアッププランを考えておくことは大事だなと思いました。  今回のような場合以下の対策が考えられました。  何とか壊れた物を使う。(今回はこれで解決でした) 錠剤で殺菌する 沸かして使う 特に、プラスチック製品は経年劣化で破損しやすくなることは、プラスチック製の登山靴などで問題になっていました。他のプラスチック製品にも注意を払う必要があるという事を実感しました。  下山後寄り道してみました! 今回は下山後の帰り道で、Manzanarの旧日本人収容所跡に寄ってみました。ここは、第2次世界大戦中に、日本人が収容された施設跡で現在は、National Historic Siteとして、一部の建物などが再建されています。 いくつかの収容所がありますが、そのうちの一つがMt.Whitneyの登山口のある、Lone Paineの少し北にあります。前から気にはなっていたのですが、今回初めて立ち寄ってみました。 体育館が、Visitor Centerとしていろいろ展示されていました。サイトは広大な敷地

Mt. Whitney Hiking 2015 (3) ~心拍数によるペースコントロールの応用!

頂上から 頂上へ! 今回の計画も2日目に頂上に登ってそのまま下山という事なので、朝は午前2時過ぎに起きて、3時前にはテントを後にしました。殆ど新月という事もあって、今年は降り注ぐような星空の下、流星を見ながらの上りでした。  降り注ぐような星空 天の川も写真で確認できるほどです! 真夏とはいえ、テントサイトは約3800mで富士山よりも高い標高で、日の出前はさすがに半袖では寒い陽気でした。推定の気温はおそらく接し5度前後だと思います。 こうなると、服装もちょっとした配慮が必要です。じっとしているようだと、薄手の防風ジャケットの下にフリースのジャケットを着ていて丁度いい感じですが、歩いているとこれでは、ちょっと暑いので体温調節に気を使います。 そんなわけで、テントから出る時には薄手の防風ジャケットのみで、中は長袖のシャツとう服装でした。問題は休憩で、止まると体が冷えるのでおそらくジャケットを着る必要があるので、今回は休憩しないで登れるペースで登る事にしました。 これも、心拍数を基にすると、簡単にペースをつかむ事ができます。ちょっとした応用編ですが、ランナーの中では既に一般的になりつつあることです。要は走る距離によって、目標にするペースや心拍数をコントロールするのと同じ要領です。長い時間歩くので、ペースを落とすという、ただそれだけです。  キャンプから頂上往復の心拍数 山歩きの場合、登りになるとペースがわかりづらくなります。特に標高が高くなって、高山病の症状が出始める高度になると、なかなか感覚だけでは安定したペースを保つのが難しいといえます。大体の場合、LT閾値を上回るペースになっているため、心拍数が上がり続けてどこかのポイントで、休憩を入れる必要が出てくるのが一般的です。 休憩をしないで動き続けるためには、LT閾値以下の運動強度に抑えて、心拍数の上昇を抑える必要があります。ただし、このLT閾値以下のペースというのは感覚的には相当ゆっくりのペースでこれを維持するのには慣れと経験が必要です。 ところが、これも心拍数を見ながらペースを作ると簡単に実践できるわけです。 私の場合、毎分140回以下の心拍数ならば相当長時間運動を続けることができますが、今回はさらに落として毎分130~135回というあたりを上限にペ

Mt. Whitney Hiking 2015 (2) ~ 心拍数ペース実践!

   今回の1日目の心拍数の推移 さて、今回のMt.Whitneyのハイキングですが、歩き始めから、予め設定した心拍数を基にペースを調整して歩いてみました。 基本的には、毎分160回以下、意識的に毎分155回以下で行動することを目標にしました。 これは、事前のトレーニングの最大心拍数がだいたい毎分165~170回で行っていて、この心拍数で運動を継続するのはきつい事がわかっているので、それより少ない心拍数という事で155回から160回を目安にしてみました。私の最大心拍数は毎分175~180回と推定されるのでだいたい90%以下になります。定常的にトレーニングをしているので、毎分150回台ならば、ある程度長時間の運動が継続できるのが、わかっているのでこの設定にしてみました。 個人差があるので、設定は一律、最大心拍数の何%という感じにはいきませんが、少なくても1時間以上は運動が継続できる心拍数よりさらに低目とうのが目安です。 ペースの決め方は、ランニング用のGPSウォッチで心拍数をリアルタイムで見ながら歩いていて、心拍数が毎分150回を越えたら、意識的にペースを落として心拍数を低目に抑えます。心拍数が毎分160回を越えてしまったら、一旦歩くのをやめて、休憩をして心拍数を低い値に戻すというのを実践しました。 まずは結果です! 前半は、感覚的にはゆっくり過ぎると感じるペースでしたが、無理にペースを上げなかったために、心拍数もおおむね毎分150回台で抑える事ができて、約2時間弱休憩なしであるけました。 標高が高くなってくると、ペースが遅いにもかかわらず心拍数が上がってしまうため、小まめに心拍計の読みを見ながら、意識的にペースを落として心拍数を抑えました。だんだん、休憩までの間隔も心拍数がすぐに上がってしまうため短くなっていきました。 それでも、概ね予定の範囲で1日目の行動を終える事ができました。 今回は昨年より車を止めた場所がトレールヘッドより少し下になったため、実際に歩いている距 離は数百メートルは長くなっていますが、登山口からTrail Campまでの約10km強を4時間35分で登れました。感覚的にはかなりゆっくり歩いた気がしましたが、最近の何回かのMt.Whitneyハイキング の