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夏休み 2011(6)ブライスキャニオン国立公園

夏休み 2011(6) ブライスキャニオン国立公園 7月14日(木) Navajo Trail Navajo Trail  前日にハイライトの観光と夜の散策を終えて、この日は、渓谷の下に下りてみる事になりました。本来は、ループになっていて別のコースを回ってこられるルートですが、コースの半分が落石とトレールの損傷があって、「ウオールストリート」と呼ばれる半分の往復になっていました。  全長2.2km、約1時間のハイキングで、渓谷の下に下りるため、帰りはそこそこの斜度の登り返しになります。といっても、登りで20分弱位で普通に山歩きの出来る人ならば特に問題にはなりません。フードゥ(Hoodoos)と呼ばれる奇岩の間を縫って降りていくトレールは圧巻で、上から見下ろすのとはまた別の景観を楽しむことができました。 ジュニア・レンジャープログラムの課題  ハイキングから戻ると、ピクニックエリアで、ジュニアレンジャープログラムの課題をこなしました。この課題というのは、無料で配られるブックレットについているビニルの手袋をしてゴミを拾うというものでした。このジュニアレンジャープログラムは、各国立公園で実施されていますが、かなりの子供たちが国立公園の観光の一環で参加しています。その影響か、落ちている大きなゴミは余り見られず非常に綺麗に保たれています。この時もピクニックエリアをさがしましたが、見つかるのは小さなタバコの吸殻や、ビニルのパッケージの破片のようなものばかりで、探すのも一苦労でした。  子供たちは、一生懸命ゴミを見つけて捨てていました。  その後は、ビジターセンターに戻って博物館で残りのブックレットの課題を終わらせて、ここでもジュニアレンジャーに認定されました。 ラスベガスに向けて帰途へ  特にトレールを巡ったりしないのであれば、丸1日でハイライトが巡るれるため、予定を短縮して、午後は帰途に着きました。ゆっくり廻るのであればもっとハイキングを組み入れて自然と触れ合うのがこの公園の楽しみ方ではないでしょうか。。。    ザイオンの北側を廻る案もありましたが、レンジャーは特に薦めるわけでもなかったので、来た道をザイオンの南側を通る経路でラスベガスに向かいました。数日前のザイオンの絶景の中を通り抜けながら楽しかったユタ州に別れを告げました。 (つづく)

夏休み 2011(5) ザイオン国立公園~ブライスキャニオン国立公園

夏休み 2011(5) ザイオン国立公園 その3/ブライスキャニオン国立公園 7月13日(水)~ ブライスキャニオン国立公園 今日は移動日  ザイオン国立公園に3泊4日が予定で、この日がザイオンの最終日でした。一通り予定したところは廻ったので、この日はブライスキャニオンに移動の予定でした。移動は2時間程で近いので、移動の途中に、Canyon Overlook Trailに寄って行く事にしました。  駐車スペースが狭いとの事だったので、朝食を済ませて早々にチェックアウトして、ユタ州9号線を北上します。トンネルを抜けると本当に車5~6台程度の小さな駐車スペースがありました。幸い時間も早く駐車スペースを確保できました。  片道30分程の短いトレールなので、カメラと水だけを持って出発。 Canyon Overlook Trail 先ほど通ってきたトンネルを横に見て岩壁の基部にできた溝のようなところを伝うトレールでよく整備されているのですが、所々高度感のあるところがありました。子供も小さいので手をつないで慎重に通過しました。少し行くと広いところに出て、後は展望台まで緩やかなトレールを辿る感じでした。  トレールの終点には大きく柵が巡らされた展望台があって、ザイオン渓谷を一望できました。そこからの風景は本当に絶景で迫力がありました。 Canyon Overlook Trailからの絶景 景観を楽しんだ後慎重に来た道を戻って、ブライスキャニオンに向かいました。道は侵食した渓谷の中を徐々に高度を上げて行き、上のほうに行くと本当に平原に変わりました。景色の変化を楽しみながらのドライブで、程なくブライスキャニオン近郊までやってきました。 ブライスキャニオンの手前にはレッドキャニオンと呼ばれる小さな公園もあって、ミニ・ブライスキャニオンのような感じで、意外に多くの車が立ち寄っていました。時間があればよってみるのも良さそうでしたが、そのまま来るまで眺めながら通過して、ブライスキャニオンに向かいました。 お昼前にビジターセンターについて、例によってレンジャーに見所を聞いて出発。 ブライスキャニオン観光 まずは、車でメジャーなポイントであるサンセットポイントに移動。景色を眺めたあとピクニックテーブルでお昼と思っていたのですが、雲行きが怪しいと思っていると、激しい雨が降ってきました。仕方がないの

夏休み 2011(4) ザイオン国立公園(3)

夏休み 2011(4) ザイオン国立公園 その2 7月12日(火)~ Lower Poolから リターンマッチ  ザイオン国立公園の3日目は、前日にわか雨で諦めた、エメラルドプールトレールに行くことになりました。ザイオンロッジでシャトルを降りて、道路を渡り、さらにバージンリバーをわたってトレールに入りました。この日は、Middle Pools Trailは、閉鎖されていました。  トレールは、Lower Pool と Upper Pool に分かれていて、往復で合わせて約3.5km、2時間から3時間のハイキングでした。やや急な登りもあって、家族は疲れていたようですが、トレールからの眺めは最高で疲れも吹き飛びました。  水が流れている事もあって、道がぬかっているところもありましたが、整備された綺麗なトレールでザイオンの自然を満喫しました。   お昼  今回の旅行は、お昼は、スーパーでパン、チーズ、ハムなどを買い込んで食べる事が多く、この日もそんな感じの昼食を計画していました。ロッジ付近でピクニックエリアを探しましたが、殆どの人はロッジの前の芝生でシートをひいて食べていましたが、ピクニックテーブルがある隣のシャトル乗り場まで歩く事にしました。隣の乗り場は、「The Grotto」で距離にして、1km弱でゆっくり歩いて20分程の軽いハイクでした。  シャトル乗り場の周りにはたくさんのピクニックテーブルがあって、それほど込み合っているわけでもなく、日陰のピクニックテーブルにすんなりと座ることができました。  登山用のストーブでお湯を沸かしてお茶とココアを入れて、お昼に添えました。ちょっとした、デイキャンプ気分でなかなか家族にも好評でした。 シャトルツアー  一通りお勧めのトレールを歩いたので、シャトルに乗って、一旦昨日行った一番奥まで行ってからビジターセンターに戻る事にしました。車窓からの眺めを楽しんでビジターセンターへ戻りました。 Lava Point  ビジターセンターに戻ると、まだ時間も早く、ドライブでLava Pointの方に行って見る事になりました。Lava Pointはビジターセンタのあるザイオンのメインのエリアから一旦公園を出て、南に下ったところから小さな道を入って、ビジターセンターからは裏側からザイオン渓谷を望める場所です。Kolob Terrace Ro

夏休み 2011(3)ザイオン国立公園(2)

夏休み 2011(3) ザイオン国立公園 その2 7月11日(月)~ 見事な砂岩の垂壁 ザイオン観光開始! ザイオンについて2日目、朝は早起きをしてまずはランニング、月末に控えたサンフランシスコ・マラソンに備えて、旅行中もトレーニングを休まない様にしたわけです。 天気はあいにくの曇り空、走っているうちにちらほら雨が当たって、なんとも幸先の悪い滑り出しでした。それでも、そのまま雨になるわけではなく、空には雲の隙間から青空が見えていました。 そのうち日が昇り始めると遠くの山の上で雨が降っているのか太陽の光を浴びて虹が出ているのを発見しました。あいにくトレーニング中でカメラを持参していなかったので写真に収める事はできませんでしたが、それは見事な風景でした。 その後は、部屋に戻ってシャワーを浴びホテルのバルコニーで朝食をとって、その日はシャトルではなく、車で公園に向かいました。 Weeping Rock 前日にビジターセンターで聞いたとおり、お勧めの「EAZY」ハイキングコースに向かいました。やや雲が多く、残念な天気でしたが、公園内のシャトルに乗ってWeeping Rockのトレールヘッドに向かいました。 ここは、1km弱のハイキングコースで正味30分程度のコースでした。ゆるい登りを経て岩壁の基部に行くと、上から水が滴る溝があって、ここがどうやらWeeping Rockという様です。 霧雨交じりの天気で、滴る水に勢いを与えている感じでした。回りは迫力のある岩壁なのですが、霞んでしまっていて、写真を撮るには今ひとつでした。 それでも、記念撮影はして、降りてシャトルの乗り場付近で少し遊んで、シャトルの一番奥の場所に移動しました。 Riverside Walk シャトルの一番奥は、そこで車道は途切れていますが、さらに川沿いをハイクできる場所で、Narrowsと呼ばれる川が狭くなったところがガイドブックに載っていて、そこを目指しました。4km弱のやや長いコースでしたが、比較的平坦で、ゆっくり歩いて往復2時間前後のコースでした。 ところが、ハイキングコースはガイドブックの写真の谷が狭まっているところまでは行っておらず、その先は、トレールのない沢通しの流れを進まなければいけないため、子連れで、十分な装備を持たないわれわれは、そこで諦めて戻ることになりました。残念! 膝前後の、渡渉もあり

夏休み 2011(2) ザイオン国立公園

夏休み 2011(2) ザイオン国立公園 7月10日(日)~ 砂岩の岩がたくさん! ザイオン国立公園 ラスベガスを後にして、15号線を北上して、最初の目的地のザイオン国立公園を目指しました。途中バージンリバーを何回か横切りましたが、水の色が赤茶色に染まってちょっと異様な感じがしました。この川の上流に位置するのがザイオン国立公園です。有名なグランドキャニオンの少し北側に位置します。 標高が低いので気温も高く、着いた日は摂氏にして35度前後の気温でした。それでも乾燥しているため、少し歩いたくらいでは汗ばむ事もありませんでした。 今回は、公園近くのベストウエスタンに宿を取って3泊の予定で公園を回る予定にしました。 ラスベガスのターゲットで買い物をして10時過ぎに出て途中、昼食を兼ねての休憩をしながら午後2時過ぎにはホテルに着きました。アリゾナ州をかすめて、ユタ州に位置するため、時間はマウンテン時間で、カリフォルニア州の太平洋時間に比べて1時間早く、ちょっと損をした感じでした。 駐車場不足? さて、公園近くの道路をドライブしてると、駐車場があまりないから、シャトルを利用するようにと書かれた看板が幾つかあって、駐車場が狭いのかななどと話しながらホテルに向かっていました。 ホテルにチェックインした時も、シャトルのバス停が近くにあって、昼間は十分間隔くらいで運行していると言われました。 実際、町と公園内のシャトルシステムは充実していて、早朝7時前後から深夜11時過ぎまでシャトルが運行していて、確かに便利でした。ただし、季節と時間帯によって運行スケジュールが違うようなので事前のチェックが必要だと思います。 そんなわけで、まずは車をホテルに置いてシャトルで公園に行ってみる事になりました。殆ど待つ事無くシャトルが来て、途中幾つかのバス亭を経て公園に到着。入り口で年間パスを見せて中に入りました。 例によってビジターセンターに行き公園のレンジャーからお勧めのスポットを聞くことにして、まずはビジターセンターに行きました。子連れであることを告げて幾つかお勧めのプランを聞いて翌日からの観光に備えました。 ジュニアレンジャープログラム アメリカの国立公園にはジュニアレンジャープログラムというのがあって、公園により内容が異なりますが、ブックレットの課題をやって、レンジャーのレクチャーに出ると、ジュニ

夏休み 2011(1)-移動日 ヨセミテ、デスバレーを通って

夏休み 2011(1) ベイエリア~ヨセミテ~デスバレー~ラスベガス ヨセミテ国立公園の東端 サマーバケーション 今年も休みを取って国立公園巡りに行ってきました。今年はユタ州のザイオン国立公園と、ブライスキャニオン国立公園に行くことになりました。飛行機ではお金がかかるので車で行くことになったのですが、何分遠いので途中ラスベガスに止まって目的地を目指す事になりました。 5号線を南下してシェラネバダの山を回りこんで行くのが時間的には早いのですが、余りに景色が単調なため、あえてヨセミテを越えて行く事になりました。 お弁当の用意をして、家を7時過ぎに出てI580を東に進み120号を経てヨセミテをめざしました。ヨセミテはベイエリアに近い国立公園で入り口のゲートは渋滞していました。これから幾つかの国立公園を巡るので、今年も年間パスを買って公園内に入り、今回はビレッジに寄らずそのまま120号を東に進んでシェラネバダの山を越えました。 ヨセミテといえば、ハーフドームや、エルキャピタンなどビレッジの周辺の岩山が余りにも有名ですが、120号沿いにも湖やハイキングコースが点在し、むしろビレッジよりはいくらか静かな。。。といってもかなりの人でしたが、ヨセミテを楽しめます。 今回は先を急ぐので特に泊まらずに通過、最後に東側のゲートを出てから道路わきで写真撮影。太陽は真上で、写真を撮るには今ひとつのコンディションでしたが、取りあえずは記念撮影して先を目指しました。 ネバダの核実験場 さて、目的地のラスベガスには、95号線を通るほうが距離的にも時間的にも早く、カーナビもしきりにそちらに誘導しようとしますが、実は95号線沿いにはアメリカの核実験場や、使用済み核燃料の埋立地があるらしく、昨今の原発のニュースを見ているとわざわざ近づく気もせず、大きく南まで南下してラスベガスに行く予定でした。 ところが予想以上に時間がかかることが途中で判明し、道中で調べた結果、デスバレーを経由するのが早いことがわかり、予定を変更デスバレーを通過することになりました。 デスバレー 以前秋に行ったデスバレーですが、夏となるととにかく暑い!上り坂にはオーバーヒート防止のためエアコンを切れとありました。車の温度表示は40度を越えていました。 運転しながら、車の温度計とにらめっこでしたが、何とか正常温度をキープできました。 途中

Siiver Lake Camping

Silver Lake (July 3, 2011) キャンプ 今年は7月なのに雪が一杯! 夏休みスタート! 子供たちが夏休みに入って、夏休みシリーズの第1弾は、シェラネバダにキャンプに行ってきました。予定では、ブルーレイクに行く予定でしたが、道が閉鎖されていてブルーレイクまで行けず、途中のシルバーレイクでウオークインでキャンプしました。 途中幾つか別のキャンプサイトも当たったのですが、雪のため閉鎖しているキャンプ場が多く最終的にシルバーレイクになりました。 シルバーレークはカリフォルニア88号沿いにあって、2箇所キャンプ場があるようですが、北側のキャンプ場は雪のため閉鎖されていて、南側の民間のキャンプ場でキャンプしました。トイレも比較的綺麗で各サイトに水道が着いていて使い易いサイトでした。 今回は荷物を減らすために、バックパック用の道具で出かけたので多少の不便はありましたが、前回のキャンプよりは荷物も相当少なくなって、車の中が散らからずに済みました。 燃料も登山用のガソリンストーブを使ったので、朝昼晩と結構使いましたが、ガソリン700mlくらいで間に合いました。これを考えるといつもオートキャンプで使っているガスのツーバーナーはちょっともったいない気がしました。これなら、装備をバックパックに詰めて歩いて対岸のキャンプサイトでも良かったかとも思いましたが、横着をして車横付けでのキャンプになりました。 シルバーレイクのキャンプ場は湖畔の小川の両側にキャンプサイトがあって、4WDの車であれば、川を車で渡って対岸のサイトに行けるので、もっと選択肢があったのですが、今回はバンでの移動で残っていた川の手前のサイトでキャンプをしました。 キャンプサイトよりは浅瀬で釣りになりませんでした。 今回は釣り&キャンプが目的でしたが、シルバーレイクはキャンプサイト寄りは浅瀬になっていて、つりをしましたが魚は釣れず坊主に終わりました。 7月ですが、標高が高く、雪もまだ残る気候で朝夕は結構冷えて家族は寒い思いをしたようです。 (おわり)